岐阜県外国人留学生県内就職促進事業の一環として岐阜県商工労働部が主催する日本で就職を目指す留学生向けのガイダンスが19日、511講義室で開催しました。
今回は、名古屋外国人雇用サービスセンター外国人雇用管理アドバイザーで申請取次行政書士の山田光男様、岐阜県中小企業総合人材確保センター外国人材活用促進事業サブマネージャーの原田秀樹様を講師に迎え、日本での就職活動の進め方、在留資格変更の手続方法、岐阜県内の企業特徴などをお話いただきました。
また、経営学部経営学科3年生プン・アシスさん(ネパール出身)が、令和4年度(2022年度)愛知県「留学生地域定着・活躍促進事業」の一環である夏のインターンシップに参加し、参加の目的や参加したことで得た成果、日本で就職するためにこれから必要なことなど、留学生の視点でお話いただきました。
山田様からは、「在留資格の変更手続きにおいて、大学で学んだ専門科目を生かす職種であること、仕事量も十分に確保されているか確認することが重要」とお話いただきました。
原田様からは、「岐阜県は2次メーカー、3次メーカーの企業が多い。しかもBtoB企業であることから何をしている会社なのかわかりづらい。しかし、得意分野で高い技術を得ることができ、評価されやすいのが特徴。是非インターンシップに参加して、岐阜県の企業の魅力を知ってもらいたい。」とお話いただきました。
プン・アシスさんは、インターンシップに参加したことで「社員の方とビジネスにおける会話では、学生同士の会話とは違い敬語を使う場面が多くあり、インターンシップ期間中は特に苦労した。就職活動をする上で、磨いていかなければいけないスキルだと感じ、良い経験になった。」と熱心に話してくれました。
参加した留学生からは、「仕事内容と大学で学んだことが一致しないと在留資格の変更が不許可になり、内定をもらえたとしても働くことができない場合があるので、仕事内容に注意して就職活動をしたい」、「内定をもらえたら在留資格の変更を速やかにすることが大事なことだとわかった」、「岐阜県内で盛んな業界のことがよくわかった」、「自分もインターンシップに参加し、就職活動に生かしたい」といった感想を抱き、自身の夢の実現のために決意を新たにしていました。
今回ご講演を賜りました講師の皆様、大変ありがとうございました。
※朝日大学は岐阜県と「岐阜県と朝日大学との就職支援に関する協定」を締結しており、岐阜県と地域を支える人材の育成・確保に向け、学生の県内就職促進のため相互に連携・協力した就職支援を図ってまいります。
名古屋外国人雇用サービスセンター外国人雇用管理アドバイザー 申請取次行政書士の山田光男様
岐阜県中小企業総合人材確保センター外国人材活用促進事業サブマネージャー
原田秀樹様
経営学部 3年生 プン・アシスさん