岐阜県外国人留学生県内就職促進事業の一環として岐阜県商工労働部・岐阜新聞の共催で、日本で就職を目指す留学生向けのセミナーが18日、6号館8階6816講義室で行われ、2年生から4年生の約30名が参加しました。
今回は、行政書士・社会保険労務士名古屋国際綜合事務所の所長田澤満様を講師にお迎えし、「日本企業への就職と就労ビザ変更について」と題し、留学生の就職活動のトレンドや入管申請時の注意点、多様化する留学生の在留資格等についてご講演いただきました。参加した留学生からは、「技術・人文・国際業務」以外にも日本で働くための在留資格があり、勉強になったとの感想が聞かれました。
また、2023年3月に本学を卒業したグエン・スアン・トゥンさん(経営学部 ベトナム出身)と(一財)日本語教育振興協会理事丸山茂樹様とのパネルディスカッションでは、トゥンさんの就職活動を振り返り、就職活動で大変だったことや気を付けたこと、面接やエントリーシートの書き方などについてのアドバイスをいただきました。中でも、自己分析をしっかり行い、面接では「自分の弱みも良い面としてアピール」することが大事であるというトゥンさんの言葉が参加学生の印象に残った様子でした。
最後に、名古屋外国人雇用サービスセンター留学生担当小川千鶴様から「就職活動メールの送り方」と題し、就職活動で必要となる企業様宛のメールの送り方についてワークを交えながらご講演いただきました。
小川様は、メールは就職活動だけでなく、社会に出てからも日常的に使うものであることから、送る時間、わかりやすい件名をつける等気を付けなければならないことが多くあることをお話くださり、参加した学生たちは真剣に話に聞き入っていました。
今回ご講演を賜りました講師の皆様、大変ありがとうございました。
(一財)日本語教育振興協会 理事 丸山 茂樹 様 (写真左)
卒業生 グエン・スアン・トゥン様(写真右)
※朝日大学は岐阜県と「岐阜県と朝日大学との就職支援に関する協定」を締結しており、岐阜県と地域を支える人材の育成・確保に向け、学生の県内就職促進のため相互に連携・協力した就職支援を図ってまいります。